坐骨神経痛とは?
坐骨神経痛は、腰から足にかけて伸びる坐骨神経が圧迫されたり刺激されることで起こる、痛み・しびれ・違和感を伴う症状です。
多くの人が「足がしびれるけど原因がわからない」と来院されますが、そのほとんどに“体の使い方”や“筋肉のアンバランス”が関わっています。
坐骨神経痛の主な症状
こんな症状はありませんか?
お尻〜太もも・ふくらはぎが痛い、しびれる
長く座るとお尻が痛くなる
立ち上がりや歩き始めがつらい
前かがみで痛みが出る
足に力が入りにくい感じがある
症状は人によって違いますが、共通して「神経が刺激されているサイン」です。
坐骨神経痛の原因
坐骨神経痛の原因は1つではなく、複数が重なって起きるケースが多いです。
● 1. 腰椎(骨)の問題
椎間板ヘルニア
脊柱管狭窄症
すべり症
● 2. 筋肉の硬さ(特にお尻まわり)
梨状筋(りじょうきん)の緊張
中殿筋・小殿筋の硬さ
→ 坐骨神経を圧迫し、痛みやしびれを誘発します
● 3. 骨盤や姿勢の崩れ
反り腰
猫背
片足重心
→ 坐骨神経への負担が増える
● 4. 長時間の座位
デスクワーク
車の運転
→ “お尻の筋肉が固まりやすい環境”が原因になる人が多いです
改善のポイント:坐骨神経痛は原因を特定すれば良くなる
坐骨神経痛は「どこが神経を刺激しているのか」を見つけることが最も重要です。
改善の3ステップ
① 痛みの原因を特定する(骨・筋肉・姿勢)
② 緊張している筋肉をゆるめる(お尻・腰)
③ 骨盤・体幹の安定性を整える(再発予防)
この流れができると、症状の改善スピードが大きく変わります。
自分でできるセルフケア
無理のない範囲で行ってください。
● お尻のストレッチ(梨状筋)
椅子に座り、片足をもう一方の膝に乗せ、上半身を軽く前へ倒す。
● 背骨の動きを整える体操(キャット&カウ)
四つ這いで背中を丸める → 反らすを繰り返す。
● 長時間同じ姿勢を避ける
45分に一度は立って軽く動く。
痛みが強いときは無理にストレッチせず、専門家に相談するのが安全です。
整骨院でのアプローチ(らいと整骨院)
文京区小石川の「らいと整骨院」では、坐骨神経痛の根本改善として以下を行います。
🔹 姿勢・動作の評価
骨盤・腰・股関節の動きを確認し、神経を圧迫している原因を特定。
🔹 筋肉の調整(お尻・腰・太もも)
神経を圧迫している筋肉を手技でゆるめ、負担を軽減。
🔹 体幹・骨盤の安定トレーニング
再発を防ぐために必要な筋肉を“使える状態”に。
🔹 生活動作のアドバイス
デスクワーク姿勢・歩き方・座り方など、日常のクセを改善。
「ずっと改善しない坐骨神経痛」に悩む方の来院が多いのが特徴です。
まとめ:坐骨神経痛は原因を明確にすれば改善できる
坐骨神経痛は、
「神経がどこで刺激されているか」
を特定できれば改善できます。
痛み・しびれの原因を知りたい
足に違和感が続いて不安
根本から治したい
という方は、ぜひ一度ご相談ください。
**【執筆者紹介】
らいと整骨院 院長 池田健一
柔道整復師/スポーツトレーナー
文京区小石川で「らいと整骨院」を運営。
腰痛・坐骨神経痛・肩こり・スポーツ障害・産後骨盤矯正など、幅広い症状の根本改善を専門としています。
「痛みを繰り返さない身体づくり」をテーマに、ブログや院内でセルフケアを積極的に発信。
地域の皆さまに寄り添い、安心して通える整骨院を目指しています。

