こんにちは。
文京区小石川「らいと整骨院」院長の池田です。
最近、
歩き始めに股関節が痛い
立ち上がる時に違和感がある
足の付け根が詰まる感じがする
このような症状はありませんか?
それを
「年齢のせいかな」
「少し休めば治るだろう」
と見過ごしてしまっている方は少なくありません。
実はそれ、変形性股関節症の初期症状の可能性があります。
今回は、見逃されやすい股関節のサインと、初期段階で知っておいてほしい大切なポイントを解説します。
変形性股関節症とは?
変形性股関節症は、
股関節の軟骨がすり減ることで関節に負担がかかり、
痛みや動かしにくさが出てくる疾患です。
特に日本人は、
生まれつき股関節の形に特徴がある
女性に多い
といった背景もあり、決して珍しいものではありません。
ただし厄介なのは、
初期段階ではレントゲンで明確な異常が出にくいという点です。
そのため、症状があっても
「異常なし」「様子を見ましょう」
と言われ、放置されてしまうケースも多くあります。
見逃されやすい変形性股関節症の初期症状
初期の変形性股関節症では、
強い痛みよりも違和感や動かしづらさとして現れることが多いです。
① 歩き始めに股関節が痛い・重い
長時間座った後や、朝起きて最初の一歩で
股関節に痛みや重だるさを感じるのは、初期症状としてよく見られます。
動いているうちに楽になるため、
「大したことはない」と思われがちですが要注意です。
② 立ち上がりや方向転換がつらい
椅子から立ち上がる時や、
体の向きを変える時に股関節が引っかかる感じがする。
これも股関節の動きがスムーズでなくなっているサインです。
③ 股関節が硬く、動きにくい
足を開きにくい
あぐらがかきづらい
靴下や靴を履きにくい
こうした日常動作の変化も、
変形性股関節症の初期によく見られます。
④ 長く歩くと股関節がだるくなる
短時間は問題ないのに、
買い物や散歩で少し長く歩くと違和感や疲労感が出る。
これも股関節周囲の筋肉や関節に負担がかかっている状態です。
⑤ 股関節以外に痛みが出ることも
股関節の問題は、
腰
膝
太もも
に痛みとして現れることもあります。
「膝が痛いと思っていたら、原因は股関節だった」
というケースも珍しくありません。
初期症状を放置するとどうなる?
初期段階では我慢できる程度の症状でも、
放置してしまうと次第に負担が積み重なります。
痛みが慢性化する
動かすのが怖くなり活動量が減る
筋力が低下する
関節への負担がさらに増える
この悪循環によって、
変形が進行し、日常生活に大きな支障が出ることもあります。
初期対応が、その後の経過を大きく左右します。
初期の変形性股関節症で大切な考え方
まず知っておいていただきたいのは、
「変形=必ず手術」ではないということです。
初期段階では、
股関節の動きの改善
周囲筋のバランス調整
骨盤や姿勢の見直し
正しい体の使い方
によって、
痛みを抑えながら日常生活を楽にすることが十分可能です。
また、
「痛いから動かさない」のではなく、
無理のない範囲で正しく動かすことがとても重要です。
整骨院でできるサポート
整骨院では、
股関節だけでなく骨盤・背骨・足の動きも含めた評価
関節や筋肉の負担を減らす施術
日常生活で気をつけるポイントの指導
自宅でできるセルフケアの提案
などを通して、
股関節にかかる負担をトータルで減らしていきます。
早い段階で体の使い方を見直すことで、
将来的な悪化予防につながります。
違和感の段階で相談することが大切です
変形性股関節症は、
「痛みが強くなってから」ではなく「違和感の段階」で対応することが重要です。
これくらいなら大丈夫
そのうち治るだろう
そう思っている間に、体は少しずつ変化しています。
股関節の不安や違和感がある方は、
ひとりで悩まず、早めに専門家へご相談ください。
執筆者プロフィール
らいと整骨院 院長 池田 健一
柔道整復師/スポーツトレーナー
文京区小石川で「らいと整骨院」を運営。
スポーツ障害、腰痛・肩こり、産後骨盤矯正など、
症状の根本改善と再発予防に取り組んでいます。
日常でできるセルフケアや、
ケガを繰り返さない身体づくりの情報をブログで発信中。

